top of page

​経営体制の見直し、組立て

  • 「言った通りやれ」ではいけない、皆がばらばらでも駄目

山本五十六は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」と言ったそうですね。

人は思ったようには動かないもの。

1人1人を辛抱強く指導するのは大変です。

思わず「言ったとおりにやれ」と怒鳴ってしまいたくなる。

皆が勝手に動いても会社はうまくいきません。

本来、会社とは同じ思いを持った者が集まって事を成す為にあるもの。

​​

  • 知恵を結集して成果を出すには経営体制たる組織の仕組みが必要

思いをひとつにして社員が動くようにするためには組織の仕組みが必要です。

  • 日頃は気づかないリスクにも目を配らなければいけない

災害は忘れた頃にやってくる。

だから語り継いでいかなければならない。

確かにその通りです。

でも語り継ぐのを忘れた頃に災害はやってくる。

これじゃ「いたちごっこ」ですね。

そうならないようにするためには、

定期的な点検と訓練をルール化し制度化するしかありません。

これがあらゆるリスク管理の原則です。

  • それにもルーティンで回す仕組みが必要

なので、リスク管理においてもルーティンで回る組織の仕組みが必要です。

それが経営体制です。経営体制はいろんな場面で必要ですが、以下の主なものを見直し、または組み立てるお手伝いをします。

(1) 人事評価・業績評価制度の導入のお手伝いをします。

どんな小さな会社でも、人には平等にチャンスを提供し、その成果を公正に評価してあげる必要があります。

かといって、点数だけで評価するのもいかがなものか・・・。

数字に見える利益だけが成果ではありません。社内の雰囲気を明るくして皆のやる気を出した・・・・というのも成果であるはず。

地味だが、地道にやることの大切さを広めた・・・というのも長い目で見れば成果であるはず。

(2) リスク管理体制導入のお手伝いをします。

事業をとりまくリスクを洗い出して評価し、対応の方法を作りましょう。

(3) 決裁権限制度導入のお手伝いをします。

決裁権限制度とは、会社の職位と職務ごとに何を任せるか、どんな義務を課すかを決めた体系です。

「うちは大手じゃないから、組織も小さい。だから決裁権制度なんて要らないよ」とはいきません。

bottom of page